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小田原てくてくレポート:樹齢320年!長興山のしだれ桜
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刻銘石「百花叢」
稲葉氏一族の墓へ行く道の途中に大きな石がありました。
横の説明には、‘刻銘石「百花叢」’とありました。その名の通り、このあたりにたくさんの草花が植えられていたようです。

墓所へ上がる階段の前にも、2つの刻銘石がありました。
右の石は「瓔珞櫻(ようらくおう)」。
まだ植えたばかりのしだれ桜がすでに大切にされていたようです。

刻銘石「瓔珞「昆弟槙」
左の石は「昆弟槙(こんていまき)」。
兄弟のように二本の幹をもったイヌマキがこのへんにあったようです。
いずれも苔むしていて、年月の流れを感じます。よく見ると、彫ってある文字を読み取ることができました。

階段を上がった右手に‘御霊屋跡’がありました。今は何も残っていませんが、以前は、稲葉氏歴代の位牌などが安置されていたそうです。

稲葉一族の墓
稲葉氏一族は、江戸時代初期に三代にわたって小田原藩主をつとめました。
長興寺は、稲葉氏一族の菩提寺で、稲葉正勝の母、春日局の墓もここにあります。
墓所はとても静かで、ひんやりとした空気が漂っていました。
7つ並んだ墓石には、それぞれ「空・風・火・水・地」と書かれてあります。
この絵には描いてありませんが、右から5番目が春日局の墓で、他の墓とは少し違う女性らしい丸みのある形をしていました。

お墓側から見ると
階段をおりるときお墓の側から来た方を見ると、木々の間に海が見えるのです。
写真を撮ったのですが、AONOの技術では空だか海だかわからない薄グレーの背景になってしまっていました。(くすん)
海を描き足したインチキな画でご勘弁ください。(ちょっと誇張しすぎかも…。)


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