千度小路(せんどこうじ)

この町は、漁業関係文書(1654年)に初めて町名が見られます。 これより前の「北条家朱印状」(1572年)に「船方村」の名があり、この町のことといわれています。小田原北条氏時代(北条早雲、氏綱、氏康、氏政、氏直の北条氏5代(1495~1590年))に漁村として形成され、江戸時代においても城下の漁業、廻船業、魚商の拠点でありました。なお、明治以降昭和43年までここに魚市場がありました。なお、天保初期(1830年代)、町内の戸数は107軒で、漁船が52艘ありました。
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