諸白小路(もろはくこうじ)

この地名は、「貞享三年御引渡記録」(1686年)に初めて見られます。小田原藩主稲葉正則の時代、この地に上方から杜氏(とうじ:酒をつくる頭または職人)を招いて諸白酒(もろはくしゅ:仕込み用の蒸米も麹米もよく精白したもので醸造した酒)をつくらせたことから、この地名が生まれたといわれています。 道の両側は、武家地で、中級の藩士が住んでいました。
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