花ノ木(はなのき)

 この地名は、小田原北条氏時代(北条早雲、氏綱、氏康、氏政、氏直の北条氏5代(1495~1590年))の「北条幻庵文書」に初めて見られます。 現在まで残されている文書の中には、『花ノ木』や『花ノ木の蓮乗(上)院』、あるいは『小田原花木 安斎新五郎』など地名とともに人の名が記されています。 なお、小田原北条氏時代の花ノ木は、蓮上院の寺地でしたが、後に縮小して、武家地などに変えたものと考えられます。
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