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小田原てくてくレポート:樹齢320年!長興山のしだれ桜
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樹叢
しだれ桜の奥に、鉄牛和尚の寿塔があります。

この付近は樹叢といって、神奈川県下でも数少ない残存自然林です。
幕末の火災で紹太寺の堂塔は焼失したのですが、ここの樹林は火災からまぬがれたので、20本余りを超えるスダジイやイヌマキなどの木々が昔と変わらぬ自然のままで生育しています。小田原市では最大級なんだそうです。
清流のせせらぎも、目に染みる若葉も、ずっと昔からここにこうしていたのでしょうね。

寿塔
寿塔は、長興山紹太寺を開山した鉄牛和尚の長寿を祈願して、貞享4年(1687年)に建てられたものです。
この年、鉄牛和尚は60歳。還暦のお祝いだったのですね。

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